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桑ノ木台湿原について

桑ノ木台湿原について

桑ノ木台湿原は、鳥海山東麓の泥流堆積地の平坦面に発達した湿原です。
東西南北に角を置く四角形をした台地状の地形に、その北西辺と南西辺のそれぞれほぼ中央から半島状に突き出しがあって、湿原は北東部と北西部と南部の3部に分かれた平面形をしています。
本体から分かれた湿原が南と東と北にもあり、総面積はおよそ8ヘクタールになります。

桑ノ木台湿原には、天然記念物の指定基準にある、ミズバショウ、ワタスゲをはじめとして、多くの北方系植物が見られ、環境省や秋田県のレッドデータリストに含まれる希少種も多く見られます。
また、池塘にはカラカネトンボ、オビイトトンボが生息しており、湿原植物から始まる豊かな自然生態系が広がっています。

さらに、この桑ノ木台湿原は泥炭層の厚さや植物群落からみて、一部で高層湿原への発達傾向も窺わせる低層湿原で、こうした自然度の高い低層湿原は、今や貴重な存在として注目されています。

トレッキングシーズン

5月下旬~10月中旬

  • 上記のトレッキングシーズンは、目安です。安全のために気象情報などをご確認の上、入山してください。
  • 入山の際は、トレッキングに適した服装や装備をご用意ください。また「安全のために」のページをご一読ください。

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