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鳥海山の登山道標柱を設置しました

鳥海山の登山道には山頂までの案内や現在位置を知らせてくれる標柱がいくつもあります。

今回の設置作業には秋田県自然保護課の職員と市の職員、自然保護管理員の方も含め計10名で行いました。

その標柱の一部が積雪などの影響で折れたり、表示板が見えにくくなっていたので新たな標柱の設置作業を10月9日(金)に行いました。

標柱設置場所は矢島口登山道の8合目「七ツ釜」付近の5箇所です。

作業当日は晴天で5合目の「祓川」は絶好のコンディション。

矢島口(5合目「祓川」)駐車場

準備を整え、9時ころに出発。

登山しながらときどき下を見ると、「竜ヶ原湿原」周辺の紅葉がいい感じです。

遠くには男鹿半島がうっすらと見えます。

画像だとうっすらですが、肉眼ではばっちり見えました。

途中、「熊棚」を発見。「熊棚」とは熊がドングリなどの木に登って餌を食べるために枝を折った跡のことです。鳥海山に熊がいるのは当然なのですが、熊の糞やこの熊棚を見るとビクビクしますね。

なんとか無事に8合目にある「七ツ釜避難小屋」に到着。早速設置作業を開始します。

標柱の設置にあたっては、「登山者に見えやすく・分かりやすく」をモットーに設置場所を選びます。その後はスコップなどの手作業で穴を掘り、標柱を埋めていきます。

避難小屋に荷物を置いて、スコップだけ持って登山道を歩いていたので、すれ違った登山者の方から見れば怪しさ満点だったかもしれません。

なにはともあれ、お昼をはさんで5本の標柱を設置し終えました。

新標柱と折れた旧標柱の根っこ
下山時にはさらに紅葉が進んだような気がしました。

鳥海山の紅葉はまだ見頃ですが、そろそろ「初冠雪はいつ頃だ?」という話題になり、冬を迎えます。

今年登られる方も、来年登られる方も、いずれ登りたいと考えていらっしゃる方も、登山する際は新しい標柱をぜひチェックしながら、安全第一で鳥海山を楽しんでください。

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