鳥海山登山を計画されている皆さんへ
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が全国的に解除され、登山計画を立てている方もいらっしゃるかと思います。
しかし、新規感染者が減っているからといって、ウイルスが完全に無くなったわけではありません。
登山には、体調不良や怪我、天候急変、事故などこれまでの遭難形態に加え、感染のリスクも増えました。
有事の際の救助要請も、感染症のリスクがあるため対応できない場合もあります。
これまで以上に、安全で時間に余裕を持って計画を立てていただくとともに、体温測定など自分の体調管理も含め無理な登山はしないようお願いします。
山は逃げません。
「自分だけは大丈夫」ということではなく、周りの人や山小屋スタッフなどに万が一にも迷惑をかけないよう「思いやり」の気持ちで行動していただきますようお願いします。
気を付けて頂くこと
○自分の体調確認を
体温を測定した上で、普段と体調が違ったり、明らかに健康でないようであれば延期・中止しましょう。
○誰と行くか
感染のリスクを減らすために、家族や同一世帯、また顔見知り同志などお互いの状況がわかるメンバーと行くようにしましょう。
○持ち物(衛生対策として)
マスク
アルコールジェル
ジップロック(ゴミ袋用)
ティッシュ・トイレットペーパー など
○ゴミの処理
自分のゴミは自分で持ち帰りましょう。
鼻紙で使用したティッシュなどもジップロック(ゴミ袋)に入れ持ち帰りましょう。
空き缶など自分が口を付けたものも自分で持ち帰ってください。
○山小屋の利用について
山小屋は単なる宿泊施設ではなく、緊急時の避難小屋にもなっています。
小屋の閉鎖、営業休止を回避するためにも、スタッフや小屋内の掲示物など小屋のルールを守りながら、各自感染対策を行ってください。
また、事前予約していない場合、宿泊をお断りすることがあります。必ず事前予約の上でご利用願います。
※今年度新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止の観点から、山頂の御室小屋及び海側7合目の御浜小屋の夏山営業は行いません。
水分・食糧の販売はありませんので、ご注意願います。
鳥海国定公園観光開発協議会からのお知らせ