ハッチョウトンボ生息地のご紹介
最近夏の訪れを感じられる陽気が続いておりますが、
東由利地域の八塩山麓に、県版レッドデータブックで「準絶滅危惧種」に指定されているハッチョウトンボの生息地があります。
ハッチョウトンボとは、体長1.5~2㎝ほどで、国内最小とされており、1円玉の陰に隠れるほどのとても小さなトンボです。
例年5月下旬頃に羽化が始まり、7月頃に飛び回りますが、今年はすでに辺りを飛び回っていました。
そこでハッチョウトンボの生息地について今回ご紹介します。
場所は、八塩山鳥居ノ沢登山口と前平登山口の中間地点にあります。
行き方は、複数ありますが、今回はボツメキ湧水側経由の行き方をご紹介します。
まずは、ボツメキ湧水へ向かい、水源地の直前を右折します。
その後、道なりに進み、前平登山口前を通り、下記写真のような「ハッチョウトンボ生息地」の看板があります!
そこを右折します。
その後は、砂利道が続きます。
5分ほど進むと、ハッチョウトンボ生息地の到着です。
生息地となる休耕田に行くと、正直小さすぎて何が飛んでいるか分かりません。
しゃがんで草の葉先を眺めると、とっても小さなトンボが飛んでいたり、羽を休めているトンボを見ることができます。
私の指先とともに撮影してみましたが、まさしく日本一小さなトンボであることが分かります!
興味のある方は、是非この機会に観察してみてはいかがでしょうか?
なお、この生息地は、地域の方々が保全活動を行っています。
トンボも大変小さいですので、生息地の保全にご協力くださいますようお願いします。