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国内最小のトンボが観察できます!!

東由利地域の田んぼにも稲が植わり、夜になると蛙の鳴き声が聞こえる季節になりました。
標高713mの八塩山の麓に、秋田県の準絶滅危惧種にも指定されている「ハッチョウトンボ」の生息地があります。

ハッチョウトンボとは体長1.5~2cmと、1円玉に隠れるほど小さく、「国内最小のトンボ」と呼ばれております。
余談ですが、学名は「Nannophya pygmaea」であり、pygmaea(ピグマエア)は伝説上の小人族(pygmaeus)に由来しているそうです。
このことからもいかに小さいかをうかがうことができると思います。

さて、東由利地域のハッチョウトンボ生息地は、八塩山鳥居ノ沢登山口と前平登山口の中間地点にあります。
(Googleマップ位置情報:https://t.co/29hZCALjCH
なお、生息地への行き方について昨年ブログにて紹介しておりましたので、こちらもチェックしてみてください。
↓↓昨年のブログはこちら↓↓
(2023/6/20投稿「ハッチョウトンボ生息地のご紹介」URL:https://yurihonjo-kanko.jp/hattyotonbo-seisokuchi/ )

今回ハッチョウトンボを初めて観察しましたが、近づいてみるまで飛んでいることに気づかない程小さいのにもかかわらず、形や色はトンボそのもので驚きました!!
情報発信用にと、写真撮影を試みましたが、持参したデジカメでは小さすぎてピントを合わせることができず、大苦戦。。。
何度か試行錯誤を重ね、大きめの葉っぱにピントを合わせて葉っぱごと撮影するとうまくいきました!!

  

もし、もっと綺麗に撮影することができましたら、是非、X(旧ツイッター)やインスタグラム等で発信・共有してみてください!
運が良ければ、「オベリスク姿勢」と呼ばれるトンボが尾を高く上げ、日光を受ける体の面積を減らし、体温調整をする姿を激写できるかもしれません!!
6月末くらいまでは、ハッチョウトンボを観察することができますので、実際に「国内最小のトンボ」を一目見てはいかがでしょうか??

最後に、この生息地は地元有志により保護活動が行われており、ハッチョウトンボは環境の変化に非常に敏感です。訪れる際には環境に十分配慮をお願いします。
また、生息地は山林部の休耕田に位置しているため、長靴やクマ対策等も十分に行った上でハッチョウトンボを観察してみてください!

 

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